物を製造しているとたまに正規品とは異なる形になるいわゆるエラー品が出ることがあります。
貨幣も例外ではなく、それらはエラー硬貨・紙幣と呼ばれて高額で売買されることもあります。
この記事ではそんなエラー硬貨・紙幣について解説していきます。

 

エラー硬貨・紙幣とは?

エラー硬貨・紙幣とは、いわば製造に失敗した貨幣のことを指します。
たとえば裁断ミスで長方形の形になっていない紙幣やプリントミスで額面がずれている紙幣、硬貨ではプレスを失敗して模様がずれているものや、本来中心に穴が空いているはずの5円玉と50円玉に穴が空いてなかったり穴の位置がずれていたりしているものなど、様々なものがあります。
こうしたエラー貨幣は貴重であるので、市場に出回ると額面よりも高額で取引されることがあります。

 

エラー硬貨・紙幣を高く売る方法

・ネットでの個人売買はおすすめしない
エラー硬貨・紙幣を売るときに気をつけないといけないのが、売る場所です。今はネットで個人売買が簡単にできるようになっていますが、あまりおすすめできません。なぜならネットオークションやフリマアプリなどで売買するには、自分で値段を決めて自分でトラブルに対処しないといけないからです。ネットでの個人売買のメリットには自分で好きな値段で売れることが挙げられますが、素人が貴重なエラー貨幣の適正価格を決めるのは難しく、また売ったとしても信頼がないと偽物だと思われる可能性もあるかもしれないからです。またもし売れたとしてもその後何らかのトラブルが起こったら、自分で対処しないといけません。エラー貨幣についてあまりよく知らない方は個人売買ではなく、買取業者に査定してもらう方が良いでしょう。

 

・信頼できる買取業者か調べる
貨幣の査定というのは他の品物と比べて難しく、腕を磨いた人でないと適正な査定価格を出せません。そのためエラー硬貨・紙幣を売る時はなんでも扱っているリサイクルショップや質屋などではなく、貨幣専門店に依頼するのがおすすめです。ただし貨幣専門店であっても信頼性が高いか確認して、必ず複数のお店に査定してもらうこと。お店によって査定価格が2桁以上も差が出ることがあり、1軒だけに査定してもらうと自分が知らないうちに大損をしてしまう恐れがあります。お店の信頼度を計るのにおすすめなのが口コミです。口コミは実際にお店を利用した人達の情報なので、お店が適切な査定をしているか調べる時に有効です。エラー硬貨・紙幣はとても貴重なので、売る時には慎重にお店を選びましょう。

 

エラー硬貨・紙幣の相場

エラー貨幣の相場はどんなエラーなのかによって異なります。例えばプレスミスで穴がずれたり空いていなかったりする硬貨は数十万円で売れることがありますが、くぼみやへこみがあったり表面がはがれていたりめくれていたりする硬貨は見た目があまり良くないということで数千円の価値しかつかないということもあります。

 

ヤフオクで実際に取引されたエラー硬貨・紙幣
現行50円硬貨プレス大ズレ

 

プレスミスで印刷がずれてしまったエラー硬貨です。こういった印刷ミスのものは非常に価値が高く、数万円から数十万円の価値がつきます。こちらの硬貨も額面の約7000倍である353000円で取引されています。

 

・5ユーロ カットミス

 

こちらはヨーロッパのユーロ圏で使用されている紙幣のエラー品です。写真を見てもらうと紙幣上部に細い横線がありますが、本当ならそこで裁断されているはずであるのに、裁断ミスで切られていません。5ユーロは日本で計算すると約600円(2018年8月現在)ですが、これは8500円の価値がついています。

 

・エラー硬貨・紙幣の買取に関する事
最新のエラー貨幣ほど高額になりやすい
現在では貨幣の製造技術はかなり高くなっており、エラー貨幣はほとんど製造されていません。それでもごくたまにエラー貨幣が市場に出回ることがあり、それが最近のものであればかなり高額になることがあります。滅多に製造されないということはそれだけ希少性が高くなるということであり、付加価値が付いてさらに高額になることがあります。もし財布の中にエラー貨幣を見つけたら、現金として使わずに売ってみると良いでしょう。

 

まとめ

エラー貨幣は滅多にみられるものではありません。しかし出会わない確率はゼロではありませんので、もし見つけたらどのくらいの価値が付くか調べてみると面白いかもしれません。

TOPへ